とりあえずウッドデッキは欲しい!の罠

新築外構のお客様からのご要望で「ウッドデッキはつけたい!」という方がとても多いです。

ただ単にウッドデッキがそのものが欲しい、ウッドデッキがあるとお庭生活が充実する感じがする。付けたい理由は様々だと思います。しかし

深く考えず、施工側も指摘してくれないので困っている方も多いのが現状です。

「ウッドデッキが使いにくいので、新しくしたい。」「もっとお庭を使いやすくしてほしい!」他社様で工事したお客様からお問合せをいただく事があります。

現場を見に行くと、濡れ縁?ベンチ?のような小さな樹脂のウッドデッキがぽつんとあります。確かに、ウッドデッキが欲しいという要望は果たしているけれどその先どのように使っていくかは考えられていない。。。こういう事が本当に多いです。


「天然木は腐るから樹脂デッキがいい」とお客様から言われる事が多いのですが、樹脂は夏場裸足で歩けないほど熱くなりますし、屋外なので雨風や紫外線によって必ず劣化します。工場から出荷されたものを現場で組立てるだけなので、デザインの自由度も低いです。

よって弊社では腐らない高級天然木(ウリン材といいます)をおすすめしています。ウリン材は、樹脂と比べて夏場熱くなりにくく、初めの1年で退色はしますがその後ほぼノーメンテナンスで30年近く耐久します。手に入りにくく、かなり硬い木の為(別名:鉄の木と言われるほどです)、カット等の加工に技術を要する事から、取り扱いがある業者は多くないようです。

デッキを設置するならテーブルを置けるスペースを確保(最低でも幅3m、奥行き2m以上) & 日除け屋根 & 目隠しフェンスが必須と考えています。これらがないと、お庭に出た際に「テーブルやイスが置けなくて結果何もできない」、「日差しが気になって10分も居られない」、「近所の視線が気になって落ち着かない」等の理由からせっかくのウッドデッキが活用されない事が多いからです。

ウッドデッキ 成功

壊してやり直しは本当に無駄です。お金と時間を無駄にしない為にもまずは「ウッドデッキを付ける事は、何を目的としているか(見た目や質感が好み、お庭の雑草対策など)」、「具体的にウッドデッキでなにをしたいか(バーベキュー、読書など)」を明確にすることが大切です。


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